NEW ALBUM
「 RAINBOW 」
2023.9.27 RELEASE
LYRIC
COMMENT
La Rouge
作詞:松井 五郎
作曲:林 哲司
編曲:西村 真吾
冷ますのを
忘れた肌を
夜風が
ふいに攫い(さらい)にくる
さみしさは
咎(とが)められるから
Rougeで
うまく隠しなさい
ささやく名前は 譫言(うわごと)
応えた吐息は 秘事(ひめごと)
愛しても 愛されても
行く先は また それぞれ
愛しても 愛されても
心には さわれないまま
あゝ 唇が寒い
求めれば
滴る汗が
あなたに
嘘をつかせるだろう
汚れても
かまわない場所に
綺麗な
花を咲かせなさい
交わした言葉は 戯言(たわごと)
失くしていいのは 決事(きめごと)
愛しても 愛されても
思い出も また いろいろ
愛しても 愛されても
幸せが わからないまま
あゝ 唇が渇く
約束で 試されるのに
永遠は どこにもない
愛しても 愛されても
行く先は まだ それぞれ
愛しても 愛されても
心には さわれないまま
あゝ 唇が寒い
作曲:林 哲司
編曲:西村 真吾
冷ますのを
忘れた肌を
夜風が
ふいに攫い(さらい)にくる
さみしさは
咎(とが)められるから
Rougeで
うまく隠しなさい
ささやく名前は 譫言(うわごと)
応えた吐息は 秘事(ひめごと)
愛しても 愛されても
行く先は また それぞれ
愛しても 愛されても
心には さわれないまま
あゝ 唇が寒い
求めれば
滴る汗が
あなたに
嘘をつかせるだろう
汚れても
かまわない場所に
綺麗な
花を咲かせなさい
交わした言葉は 戯言(たわごと)
失くしていいのは 決事(きめごと)
愛しても 愛されても
思い出も また いろいろ
愛しても 愛されても
幸せが わからないまま
あゝ 唇が渇く
約束で 試されるのに
永遠は どこにもない
愛しても 愛されても
行く先は まだ それぞれ
愛しても 愛されても
心には さわれないまま
あゝ 唇が寒い
松井 五郎(作詞)
その声が優しさやぬくもりを孕んでいれば、歌詞で難しいデフォルメをする必要はない。まっすぐ感情を表現さえすれば歌は成立する。ただ、それは予定調和になりはしないか。林部智史君の声はその美しさとはうらはらにそんな疑問を心に残した。ならば誰もが期待する彼らしい包容力とは別のものを感じさせるものを書きたい。そしてそれでいて冷淡ではなく体温の伝わるもの。赤を選んだのにはそんな理由がある。脆さ、弱さ、痛み…愛の持つ負の側面にもしっかり触れて、それでも人を愛してしまう心の在り方を林部くんに歌って欲しかった。詞先で書いた作品に林哲司さんが行間もとらえる美しいメロディを付けてくださった。いつもの林部智史の世界とは少し違うかもしれない。ただ、その裏切りが快感になってくれたら嬉しい。
林 哲司(作曲)
虹色から真っ先に赤を選んだ松井さんの「La Rouge」を手に取って、揺れる女心にふれた言葉にメロディをのせた。僕にしては珍しい詞先。印象的なサビの「愛しても愛されても~」のメロディが真っ先に生まれたのは、林部智史さんの、あの独特な歌声が聞こえてきたから。
作曲家はいつも自分のメロディを彩ってくれる歌声を求めている。そう!声そのものに言葉とメロディが浮き彫りになるような…。これは松井さんの詞をベースに、ずっと気になっていた彼の声が誘ったメロディなのかもしれない。
作曲家はいつも自分のメロディを彩ってくれる歌声を求めている。そう!声そのものに言葉とメロディが浮き彫りになるような…。これは松井さんの詞をベースに、ずっと気になっていた彼の声が誘ったメロディなのかもしれない。